すぐに指を繋ぐ手術

2016年1月5日 午後12:00
受付では診察予約のため数名の人が並んでいました。
しかし、緊急性もあり切断した指を見せて特別に受付をしてもらいました。
このような場合のために健康保険証は常に携帯しています。

受付が終わったら処置室でインフォームド・コンセントです。
以下のような説明がありました。
・指の接合手術は行うものの血流の状態により指先が壊死する可能性もありその場合は切断する。
・裂傷の状況により筋を取り除く場合があり仮に指が接合されたとしても指の動きは保障されない。
この時点では指の切断を覚悟しました。
説明を受けて手術にとりかかるのですが同意書へのサインが必要です。
右手は使えないので、左手で、しかもヒラナガでサインしました。

移動式ベッドに乗せられレントゲン室へ直行です。
これにより指の骨の破砕状況が分かります。
その後、手術室へ移動しました。

手術の前に麻酔の実施です。脇の下へ麻酔薬を注入し脊髄への神経伝達を遮断する伝達麻酔です。
みるみるのうちに腕の感覚が失われていきました。

最初の施術は生理水による傷口の洗浄です。
田んぼでの作業中の事故なので傷口には藁が付着しているそうです。
藁は土壌に触れていて大半はドロドロに腐敗してました。
得体のしれない菌がが傷口から侵入しているようです。
ただ、生理水による洗浄だけでは付着した藁を取り除く事も出来ず、一部は傷口に付着したままだそうです。

傷口の洗浄後は砕けた骨を繋ぎ合わせる手術です。
何という装置か分かりませんが、大きな確認モニターに繋ぎ合わせる指のレントゲンが移されていました。
・中指は、第二関節まで骨が砕け、裂傷しかろうじて皮膚により留まっている状態のようです。
・人差し指は第二関節の中間あたりで半分裂傷しているようです。
それぞれバラバラになった指の骨を繋ぎ合わせるのですがその方法は次のようでした。
なお装置の名称は不明です。
・医師二名で行う。
・一方の医師がモニターを見ながら、ドリルの先に細い針金状のピンを接続した装置を持った医師に指示をする。
ピンによる骨折した骨の接続は、モニターを見ながらバラバラになった骨同士を接合するとても神経を使う手術です。
一時ごろ始まった手術は4時間を超えました。
傷口を縫合し、手術は完了です。

そして、今日から入院となりますが、いつ頃まで入院するのか?
果たして指は復活するのか?まったく分かりません。
そもそも、麻酔が切れたら事故による痛みと、手術による痛みとこの二つの痛みに果たして耐えることが出来るのでしょうか?
とても不安な夜を過ごさなければなりません。

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