タグ別アーカイブ: 指

指、指がちぎれてしまった~

2016年1月5日午前11時50分

1月5日は、まだ世間ではおとそ気分も抜けていない頃ですが、家にいても退屈なので田んぼに出かけ、田起こしの準備として「藁切り機」で藁を切っていました。もう何年も使っている機械で調子がイマイチです。藁が勢いよく飛び出してくれません。

みるみるうちに、吐きだし口に藁が溜まってしまいました。あともう少しだけで藁切りも終わりそうです。時間も昼近くになり、なんとか昼過ぎまでには作業を終えたいです。しかし、吐きだし口から藁が上手く飛び出してくれません。吐きだし口に溜まってしまった藁を掻き出さないと無理なようです。

藁切り機のクラッチを切り吐き出し口に溜まった藁を取り除くことにしました。吐き出し口の藁は思いのほか大量に詰まっていました。これを吐き出し口に右手を突っ込んで掻きだしました。

藁はかなりの量でなかなか取り出すことができません。思いっきり手を突っ込んで藁を掻きだすことにしました。吐き出し口にぐっと手を突っ込んで・・
ガーンという衝撃音とともに指に強い痛みが走りました。今までに経験した事の無い強烈な痛みです。
「ウー」
左手で手首をしっかりと握り痛みを堪えました。あまりの痛さにその場にうずくまってしましました。頭の中で「やっちまった」「何で?」「一体どうなっているんだろう?」様々な不安が走馬灯のように渦巻いています。

意を決し、恐る恐る指先に目をやります。
「ゆ、指が無い!!」「指がちぎれてしまった~」
軍手をはめた中指が第二関節から消えています。強い痛みと恐ろしさでまじまじと見ることが出来ません。しかし指が無いことははっきりと分かります。何しろ、指先が消えてしまっているのです。

強い痛みの中でまず考えたことは、病院へ行くことです。病院へ行くためには救急車を呼ぶか、それとも自分で行くかです。切断した指の接合には切断から時間が経たないほうがいい。救急車を呼ぶためには、誰かに救急車の手配を頼むしか方法がありません。なにしろ携帯電話を持っていなかったのですから。田んぼのど真ん中で人を探すのも大変な事です。そう判断し自分の車で行くことにしました。

激痛が走る右手を左手で押さえながら車まで走っていきます。藁切り機を軽トラックから下ろす時に使ったアルミ製のミチイタがそのままの状態になっています。荷台の後部のアオリも下がったままになっています。ミチイタはアルミ製なので放置しておくと盗まれてしまいます。後部のアオリも下がったままではブレーキランプが見えません。激痛に耐えながらミチイタを荷台に戻し、アオリを上げて左手でエンジンをかけます。

左手しか使えないため苦労してエンジンをかけました。ハンドル操作も左手のみでの操作になります。幸いな事にトルコンのためギア操作は大して重要ではありません。ハンドル操作も重量が軽い軽トラックなので片手での操作で十分操作出来ます。
田んぼから病院までは直線距離で2キロほど。五分も経たないうちに病院の玄関に到着です。

救急患者受付に駆け込みました。ガーン!!救急車で搬送されていない私は救急患者では無いそうです。受付窓口で受付の必要があるそうです。