これは隣町のどんど焼きです。
どんど焼きは自治会単位で行われるます。
我が自治会は前日にどんど焼きを行いました。
私は日にちを間違えてしまいました。
狭い市内ですから、我が町内だろうが、隣町も関係無いのでしょうが、昔はそうでもなかったようです。
地域の家や家族、そして地域そのものを守る儀式だったのです。
昔は、お月さんがまん丸になる頃を月の初めとしていたため、
年の初めは最初にお月様が丸い日、すなわち1月15日がその年の初めだったそうです。
つまり1月15日頃が元旦であったそうです。
今でも、岐阜県飛騨地方に残る花餅を飾る風習や、東北地方のかまくらなどの行事は、1月15日前後に集中しています。
そのような行事の中で、最も大切な行事がどんど焼きだったのです。
どんど焼きは、門松などをうず高く円錐状に積み上げて焼きます。
この火にあたると、病気をせず健康に過ごせるといわれ、その火で餅を焼いて食べると、いつまでも若くいられるといわれ、どんど焼きの灰を家の
四隅にまくと、魔物が来ないといわれています。
また、長く燃えつづけると縁起がいいとされて隣町同士で競い合ったものです。
子供達が隣町のどんど焼きの競い合いに大声を張り上げたり、時には罵り(ののしり)あったりもしました。
今でこそ地域の楽しみの一つのとなりましたが、40年ほど前までは競い合いは結構激しいものでした。
ところで、うず高く積み上げられた門松や竹は、燃え盛る火の中で大きな音を立ててボンと爆ぜます。
これには理由があるそうで、大きな音で魔物を脅かして地域に寄せ付けないという、
願いが込められているそうです。
このどんど焼きも、10メートル程になる炎と、凄まじい竹の爆裂音で勇壮なものでした。
この後、どんど焼きは夜まで燃え続けて、誰もいなくなった河原で残り火が輝いていたのでした。
都会では考えられないでしょうが、真っ暗な夜に鬼のように輝く残り火はとても綺麗です。
風が吹いたらどうなるの?とお思いでしょうが大丈夫!消防署の前ですから。
どんど焼きの周りでは、町内の人々が酒を飲み餅を食べ、ワイワイがやがやとお祭り騒ぎは昼頃まで続きました。
この日を含めて1月の第二日曜日前後には、あちらこちらでどんど焼きの煙が立ち昇りました。
ところで一般的にどんど焼きは、小正月の1月15日前後に行われるそうですが、私どもの瑞浪市ではこれより1週間早く行われます。なぜなのかよく分からないのですが、どうも1月15日の週には消防出初め式があるためその関係で1週間早めているのかと思われます。なんで?と思われるでしょうが、出初め式の日にどんど焼きで火事なんて洒落になりませんから。
ちなみに隣の恵那市では、暦どうり1月15日にどんど焼きが行われるそうです。
地域によってマチマチのようです。