郡上八幡・郡上市・大乗寺のモミジ

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郡上八幡を流れる吉田川に架かる新橋

郡上八幡は、町屋造りの古い町並みと、用水が魅力の町です。


2004年11月中旬、今年は秋になっても一向に寒くなりません。
例年であれば紅葉も終わりなのですが今年はグズグズと色づくのか色づかないのかハッキリとしません。
そんななかで、郡上八幡を散歩がてら訪れてみました。 写真は、 郡上八幡の町の中心部を流れる吉田川です。
川に架かっている橋は、夏になる全国から若者が押し掛け、度胸試しで川に飛び込む新橋 です。高さは12メートル

古い町並みをそぞろ歩く観光客

郡上八幡町は2004年3月に周辺の6町村と合併をし郡上市となりました。 今年は(2005年)輝かしい郡上市生誕1年目です。

郡上八幡は、ここ最近道路事情が良くなって観光客が沢山訪れるようになりました。
今日も観光バスで全国から観光客が訪れていました。
市内には古い町並みや寺社も数多くあり、秋の散策にはうってつけの場所のようです。

郡上八幡城辺りは 古い町並み(町屋造り)があります。
地名も職人町や鍛冶屋町、大手町、殿町などと、昔の名残を残しています。
どの家も、この町の家並みの特徴であるウダツが上がっています。
また軒先には花鉢が置かれて観光客の目を和ませてくれます。

町並みの中でもう一つの特徴は、狭い路地を流れる用水路です。
ご覧のように町並みには、びっしりと家が立ち並んでいるためひとたび 火事になれば他へ燃え移ってしまいます。
このため道路の両脇に用水が引かれて、緊急時には防火用水 として使用されます。
この用水について日向ぼっこをしていたお爺さんに尋ねたところ、 山から湧き出る清水を引き込んでいるため飲料水としても利用が可能だそうです。
その他用水をせき止めて野菜を洗ったり、 これは少なくなったそうですが洗濯をしたり、日常生活にも活用されているそうです。

なお、郡上八幡観光協会では観光案内人制度を設けていて観光協会へ事前に申し込みをすると町内を案内人が案内してくれます。 料金は90分2000円。申し込みは
郡上八幡観光協会

大乗寺のモミジ

大乗寺は郡上市八幡町、吉田川の支流、小駄良川沿いにあります。 写真はこの大乗寺の境内で色づいていたモミジです。

モミジとまったく関連のないお話ですが・・。
大乗寺の境内に入る前に小駄良川を覗くと大きな魚が二匹、ユラユラと泳いでいました。
ニゴイ(川鯉)です。
川を散歩していたお爺さんに聞いたところ、 郡上ではこのニゴイをアライ(刺身)にして食べるそうです。
とても美味しいとの事でしたが、ニゴイは小骨が多いためどちらかといえば 敬遠されがちな魚なのです。 地域によっては立派なご馳走になるようです。


郡上八幡の人々は、吉田川を愛し、吉田川とともに生活をしています。


郡上八幡の人々は川魚を本当に良く食べます。
というか、魚好きですし、 また川も大好きなのです。
夏になれば、そこかしこの店で鮎が売られています。
この鮎は、郡上の男達が仕事を済ませたあとに、アルバイト代わりに吉田川や長良川で釣ったものです。
男達が釣った魚は直接お店に持ち込むと店ではそれを買い上げて自分の店で売ります。
それを郡上の人々が再び買って食卓に並べるですが、 好きな人は毎日でもこの鮎を食します。
郡上八幡の人々と吉田川とは、切っても切れない深い縁で結ばれています。
例えばこのようなエピソードが有ります。
吉田川沿いに病院がありますが、この病院 (郡上病院) の病室のどの部屋からも川を望む事が出来ます。
これには訳があって、川を眺めると病気からの回復が早いそうなんです。
ある日窓の外をションボリと眺めているお爺さんがいたそうです。
この頃は病室は山沿いにあって、窓からの景色は山ばかり、「川が見たい・・」というお爺さんの一言で、試しに川沿いの病室へ移ってもらったところ、みるみる病状が回復し元気になって退院したそうです。
常に川を眺め、川とともに生活をしている郡上の人々は、川が見る事が出来ないなんてかえって病気が悪化します。
そのような事から病室は、すべて川が望める川沿いに移動させたそうです。

大乗寺山門のモミジ


大乗寺山門のモミジ
大乗寺境内 大乗寺境内

写真は大乗寺山門脇のモミジです。 大乗寺 (日蓮宗)は郡上八幡に12個所ある寺の一つです。ここの寺の住職は地域の歴史に詳しく 興味深い話を聞く事が出来ます。 境内は落ち着いた雰囲気で真っ赤なモミジが紅葉 していました。境内西側の墓地へ上ってみますと 墓地の中に祠があり神様と仏様が同じ場所で祭られていた当時の歴史を感じさせます。