写真は、農村景観日本一展望台から見た、岩村町富田地区です。
この富田地区は、農村景観日本一に選ばれました。
昔ながらの農村の風景を、現在でも保っているそうです。
冨田地区は、かなり広大なのですが、地区の東側(冨田川上流部)、写真の辺りをブラリと散策してみました。
冨田地区には、地区を見渡す事が出来る展望台がこしらえてあります。
散策場所は、その展望台から見て左側にあたります。
確かに冨田地区の家々は、昔の農村の風景をそのまま保っています。
各家々は母屋、農作業小屋、土蔵の三点セットになっていて、
土蔵などは漆喰もしっかりしており、手入れが行き届いています。
田舎つくりの家は、おそらく八畳間が6〜8部屋あろうかと思われる、
都会の人には大きな家の部類に入ると思います。
田舎では普通の家なのですが、どの家も車が2〜3台停めてあるので同居であろうと・・。
勝手な推測ですが。
都会では、このような大きな家では維持が大変と思います。
しかし、土地の値段も安く、建物に充分な費用が掛けられるため、
この辺りでは極めて普通の大きさです。
都会でバブル期に、70坪の敷地に建坪35坪ほどの家が、4000万台で分譲されていましたが、
同じ予算でこの辺りですと300坪の敷地に建坪50坪の家が建つ計算になります。
なにぶん土地が安いので、固定資産税も安く済み、結構豊かな暮らしが出来ます。
ただ、交通の便が非常に悪く、名古屋へは1〜2時間ほど必要なことから、
働く場所が限られてしまうという問題点があります。
でも、田んぼがあり、畑があって農作物は殆んど自給が出来、 家によっては味噌などの自家製などもあって食費は肉や魚や調味料を購入すればよく、 地域の行事が頻繁にあり、農作業が季節どうり行われるため土日は結構多忙で、 なにしろ周りは自然ばかりなので精神衛生上極めて良く、 それほど贅沢をしなければのんびりゆったり楽しく暮らすことが出来ます。
しかし、農作業などをしない若者には、極めて退屈かもしれません。 ただ、そういう若者も一度は都会に出てみるものの 、都会での窮屈な暮らしが嫌になり結構早い段階でUターンをするようです。
都会での窮屈さは田舎で暮らした経験の無い方には理解が出来ないと思いますが、 私も田舎で暮らしているため、都会のまず隣との距離感がたまりません。 しかも接近しながらも心が通わない不自然さに、いわれのようの無い空虚さを感じたりして・・。
逆にドライな都会で暮らした方は 、ベッタリとした田舎の付き合いがお嫌いのようで・・。 生まれ育った環境でまるっきり正反対。
でも都会の下町では、人と人との付き合いは殆んど田舎と同じ。 人と人との結びつきが強い、下町や田舎では、学校での成績が 良かろうが、悪かろうが、大した問題ではありません。 むしろ、挨拶が出来る、近所付き合いが出来る事が大切です。 周囲の人々と助け合い、協力しながら暮らす生活こそ、人間らしい生き方ではないでしょうか。 逆に、周囲に溶け込むことが出来なければ、田舎での生活は無理でしょう。 くれぐれも、不動産業者にそそのかされて、安易に田舎暮らしを決断しないように。