岐阜県東濃地方では、秋の紅葉より春の芽吹きの方が鮮やかできれいです。
この地域での紅葉の季節は12月となるため、
葉は枯れてしまい鮮やかな紅葉というわけにはいきません。
木々の緑はほとんど同時に芽吹くため,
緑一色ですが様々な色の緑が楽しめます。
淡い緑、濃い緑、赤っぽい緑など様々です。
ここは可児市大萱。人間国宝「荒川豊蔵」が作陶にいそしんだ地でもあります。
安土桃山の時代から、陶芸家達が窯を構えた地域です。
昔、ここにいた陶芸家達も、春の芽吹きを楽しみにしていたと思います。
岐阜県東濃地方の新緑が綺麗である事は、ある方から指摘されての事でした。
地元に住む人間が、地元の良さを認識するのは、大半が他地域に住む人から、
その良さを教えてもらい、初めて気づく事が多いようです。
普段目にする景色は、日常的な事なので、よく観察していないとその変化に気づかない事が多いのです。
春先の芽吹きも、わずか一週間足らずの出来事で、最初に木々が芽を出したと思うと、瞬く間にあたり一面が
淡い緑に覆われてくるのです。
二週間もすれば、それは深い緑へと変化し、新緑の美しさは、ほんの一瞬の出来事なのです。
ある方からの指摘は、この「ほんの一瞬の出来事」を偶然目にした事によるものです。
それは、五月の連休の混雑を避けるため、関東から関西方面へ行く途中に、東海環状道路を利用
し、偶然に通りかかった可児市から関市にかけての新緑が、あまりにも美しかったそうです。
車中から何枚も写真を撮影し、それを見せてもらった私も、東海環状道路を同様に走ってみたところ、
同様の感想を持ちました。
緑のバリエーションが大きいのです。
新緑が綺麗な美濃加茂市へお邪魔しました。
岐阜県東濃地方や中濃地方の新緑の芽吹きは、4月中旬以降になります。
名古屋より一週間ほど遅く芽吹きが始まります。
美濃加茂市伊深町あたりの山も、芽吹きが始まりご覧のように鮮やかな緑一色です。
こんもりとした丘のような小さな山に、クヌギやコナラが芽を出して、おとぎの国ようです。
実はこれは、里山の住人の敷地なのです。
小さな小山は、下草を刈り、手入れをしてみえます。
敷地内に、こんな素敵な小山があるなんて、
とても羨ましいです。
下の写真は、「みのかも健康の森・展望台」がある高木山を、北側から撮影したものです。
とても変わった風景なので、気に入った場所のひとつです。
まだ、田植え前なので、田んぼには水が張ってありません。
田んぼに水が張られ、田植えが終わると、カエルが一斉に泣き始め、ホタルが飛び交う、里山らしいところです。
昔は、人為的なものが少ないこのような場所は当たり前の風景だったのですが、今では探し出すのも大変です。
東濃地方、中濃地方ひっくるめて、おそらく周囲に人為的なものが見当たらず、心を引く場所は、この高木山の北側
だけと思います。
緑を目にするとリラックスし脳波にα波が現れます。これは実体験も含んでいますが、どんなにイライラしていても
、緑の木々を目にする事により心が安らぎ気持ちが安定してきます。
森林や山へ行き緑を目にすると実に爽快ですが、この爽快感は山の緑による作用なのです。また、緑を目にしながら作業をすると
作業効率が大幅に上がるという研究結果も発表されています。
マンションや会社などのコンクリートに囲まれた無機質な部屋にいるといわれようの無い圧迫感を感じ、ついその場から離れたくなります。公園などへ行き
緑を目にする事で気持ちが落ち着きます。私は日頃ストレスが溜まると近くの山へ散策に行きます。それだけで気持ちが見違えるように安定し、
ストレスもすっかり無くなり、心地よい充実感が溢れます。
最近はやりのガーデニングもそうですが、家の庭に花があるだけで幸せな気持ちになりますよね。これも緑の作用なのです。特に緑がきれいなこの時期
に近くの山へ出かけて思いきり緑を目にしてください。きっとイライラも解消しあなたを幸せな気持ちにしてくれます。
たぶん無意識のうちに癖になると思います。