田んぼの広さと米の量の表示方法・一反(いったん)一俵(いっぴょう)

お百姓は田んぼの広さは一反、米の量は一俵
メートル法ではなく尺貫法で表す


米を作る上で大事な事ですが、田圃の広さや米の量はメートル法ではなく尺貫法を用います。
尺貫法は、慣れないと量の検討がつかないので覚えておくといい思います。
逆にメートル法で農家の方に示しても、農家の方にとっては メートル法では、なじみがないのでピンときません。

田んぼの広さを尺貫法とメートル法で表示


田んぼの広さの表記は次のようになります。
目安として身近なものを表示しました。

尺貫法メートル法目安
歩・坪(いちぶ・ひとつぼ)1.8b*1.8b=3.3u一般の畳二枚分または都市部の分譲墓地
1畝(いっせ)約10b*約10b=1e約30坪・高級な4LDKのマンションに相当
1反(いったん)約31.5b*約31.5b=10e約300坪・高級分譲地4棟分
1町(いっちょう)約100b*約100b=1f約3000坪・高級分譲地40棟分

※上記表で1町=330b×330bと表示してありましたが、正しくは一町=100b*100bです。(修正日:2005年9月18日)
※コシさんよりご指摘いただきました。


日本人が一年に食べる米の量は?


ところで一人が食べる米の量ですが大体70kg(一俵強)といわれています。一反あたりおよそ8俵(480kg)の米が収穫できますので一反で7人の家族の米が収穫できることになります。金額に換算すると(コシヒカリ:一俵、17,000円で計算)136,000円になります。もしほぼ米だけを生産し生活しようとすると、大体6町の田んぼがないと成り立たないと言われています。これだけ広いと機械も大型となり、収入の半分が農機具の借金 の返済で生活自体はギリギリだそうです。一度計算してみてください。ちなみに当地方では平均1〜2反の農地を耕作しています。

米の量を尺貫法とメートル法で表示


量の表し方は次のようになります。
これも容積と重量がゴチャゴチャになっていて、一合は容積を表しており180ccの事ですがこれを重さで表すと150グラムになります。
ちなみに一俵は重量を示していて60キロになります。
料理などの表示で1カップは概ね一合を指していますが、200cc(180グラム)を示す場合もあります。

尺貫法容積米の重量目安(容積)
一合(いちごう)180cc150cコップ一杯
一升(いっしょう)1,8g1.5`一升瓶(酒瓶)
一斗(いっと)18g15`ポリタンク
一俵(いっぴょう)72g60`セメント袋3個(米の重量)
一石(いっこく)180g150`関取の体重(米の重量)

問題:加賀藩のお殿様が百万石の米を収穫するために必要な田んぼの広さはどのくらい?


ちなみに石川県:加賀藩の殿様が100万石の米を収穫するのにどれほどの広さの田んぼが必要だったでしょうか。
100万石×150`÷((60`×8俵)×10)=31,250町
検討がつかないので計算したくありません。